「おあるか」様と尊称します。縄文の昔より、奥宮の「有鹿の泉」がご神体です。
奈良・平安の頃、壮厳な社殿と広大な境内、また、海老名耕地五百町歩を有し、参道の明神大縄は門沢橋にまで続いていました。平安末頃、「有鹿」郷から「海老名」郷へと地名変更があっても、「水引祭」を通して、「式内社」(官社)と「正一位」の社格を有する、海老名の総鎮守です。現在、相模国五之宮であり、また、あらゆる生命の誕生と生育を見守り、災厄を除く、「神奈川のへそ 子育て厄除大社」として髙名です。
海老名に鎮座する「本宮」、その傍に「有鹿姫之霊地史跡」の碑、「有鹿姫の井戸」、「有鹿の池」、「明神大縄」(参道)などの縁りの地があり、有鹿の池には「中宮」が鎮座しています。相模原市南区磯部の勝坂に有鹿谷があり、「奥宮」が鎮座し、その傍らに「有鹿の泉」がこんこんと湧き出しています。
拝殿の天井龍絵と本殿建築は海老名市の重要文化財です。
住所:海老名市上郷1-4-41
TEL:046-234-4763
アクセス:厚木駅より徒歩15分