農村素人歌舞伎は、少なくとも江戸時代後期には始まり、各地区で盛んに地芝居が行われていました。昭和初期に中断しましたが、終戦後昭和21年頃、蛭間座の女形・中村時次を師匠に戦地から復員してきた大谷地区の青年たちが、「文化の灯を」」と復活させました。
昭和44年10月に、歌舞伎のほか、囃子と舞踊の3つから構成される「大谷芸能保存会」が結成されました。また、昭和50年には「大谷歌舞伎」として市重要無形民俗文化財に指定され、昭和52年には「かながわの民俗芸能50選」にも選ばれました。
大谷八幡宮、大谷神明社例祭等での奉納のほか、隔年で「市民文化祭」にて公演されます
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